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ETV 「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月」  似非科学者と似非公共放送局の合作番組 [東日本大震災]

似非科学者と似非公共放送局の合作番組。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65734946.html

311の原発事故から約一月後、すでに避難して住民のほとんどいない、福島原発から20~30キロの田舎町を回って、空気と土壌の線量を測定し<汚染値図>を作る。。たったそれだけのことである。ロボットでもできる仕事だ。

放射線関連学部をもつ全国の大学が測定資料の分析に協力している。

測定チームに加わっている研究者が言った。「(この測定値は。。)現実のものとは思えない。。(我々の仕事は)汚染を測定して、記録し、歴史に残すことだ」

ジョークだろう?私は笑ってしまった。このハイエナ学者どもめ。わたしが、そばにいたとしたらこの似非学者を殴り倒していたろう。


この汚染値図作成フェチどもは現在人口密集地に降り注いでいる汚染物がどのように住民(とくに幼児)に被害を与えているか、には全く関心がないのである。政府や住民に避難や疎開を勧告することは永久にないだろう。まして原発推進政策の危険を訴えることなど想像もできない。汚染物は天から降ってくるものの如くである。降下汚染物中、量が多いと言われるセシウム137の半減期は30年である。



測定に加わった高齢のオジサンは、チェルノブイリで開発した測定器をそのまま使って測定に参加している。このオジサンの残したチェルノブイリの測定記録は国際的に評価されているのだそうである。<権威>なんだろうか。

数日前の東電の発表によっても(世界の学者は、311の直後、1~3号機のメルトダウンを予測していた)、1~3号機の、311事故直後のメルトダウンはほぼ確実になった。約2月以上、原発建物からの汚染した空気は風に任せて東北、関東以遠に放散しているのである。であるのに、一月もたって、しかも、すでに避難させられた地域のみの測定を行って何になるのか。

こいつらには、測定データを記録して学会に発表しよう、という位の知恵は働くのだろうが、関東東北の、都市部を中心都市とした、まだ避難していない住民に警告を与えようという意図はさらさらないのである。

学者に付き従った放送業者(ニッポン放送協会)にはもとよりそのような意図はない。原発事故があったのに、なんの情報も視聴者に与えないでは後々、世界のメディアからその存在価値を問われるだろう、なにかそれらしい番組でもこしらえておこう。。その程度の魂胆だろう。


福島と同程度の汚染は関東東北で広がっているのである。チェルノブイリの例を見れば分かる。250~300㌔離れた地域が高度汚染地区として立ち入り禁止になっているではないか。しかも、チェルノブイリは爆発後、速やかに石棺処理された。ニッポンは右往左往した上、2月経過したいまでも炉心の汚染がそのまま放置され、拡散はほったらかしである。

番組で測定者が言う「。。この線量は(チェルノブイリの)3㌔範囲の汚染量と同じだ。。」。しかし、上記の通り、汚染は福島県に限定される理由はない。風速10メートルの風に乗れば(時速~40㌔)、数時間で首都圏にまで及ぶ。5月後半になろうという現在、累積被曝量は相当になるはずであるのに、毎日の、累積の被曝線量について日本の放送局も政府もまったく情報を住民に与えない。どこが危機管理か。こんな横着な(犯罪的、と言っていい)、放送局に聴取料など払う必要もないし、政府の無作為に対しては納税拒否をやってもいいのだ。まして、放射線専門家や学者などこういうときにこそ政府や住民に対して発言をすべきであるのにまったく口を閉ざしている。やることといえば、もぬけの殻になった地域の土壌を測定し、自らの業績にする、ということである。

ETV番組中、文科省と安全委員会のメンバーが、住民から小学生に対する許容被曝量を尋ねられ、回答できない場面がある。

原子力安全委員会「20ミリシーベルト認めてない」文科省「食品からの被ばくは入っていない」http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65726947.html

番組ナレーションは政府内部の対応のまずさを指摘しているが、事故以来2ヶ月間放射汚染塵埃を浴びっぱなしの関東東北住民に対し何ら警告も情報も与えない公共放送がこの場面を笑うことができるか?胸に手を置いてよく考えろ。







福島には世界各国からすでに3月時点で調査団が入り込み測定と分析を行っている。早くその結果を知りたいものである。ニッポンの学者は信用できない(メディアなどもとより)。

Chris Busbyという学者が書いた(ネットで読める)
The health outcome of the Fukushima catastrophe
Initial Analysis from risk model of the European Committee on Radiation Risk, ECRR(=European Committee on Radiation Risk)(3/30/2011)
には、結論として、原発から北西100kmの地域は避難させ、この地域を立ち入り禁止とすることを推奨している。 http://www.llrc.org/fukushima/subtopic/fukushimariskcalc.pdf

さらに、
「公衆から意図的にデータを隠すものを調査し、法的に罰すること」
「事故による影響を過小評価するものを調査し、法的に罰すること」を提案している。 政府を罰するのは国会だろうがニッポンのようにパープー議会ではその能力も無かろう。

日本の学者や放送局は調査もされまいし、罰されもしまい。やつらは、何もしていない糞なのである。糞、である理由の一つは、関東その他の住民の上に日々放射物質が降り注いでいるというのにその量を測定し、住民に知らせようとしないし、行政に測定と周知をやれ、と勧告も提言をしていないことである。いったい、お前達の存在理由は何なのだ!。

この似非科学者と、同行する公共放送記者は、昭和20年8月6日原爆投下の直後、嬉々として広島市内の被曝調査を行い、ヒバクシャの治療は一切することなく、報告書を作成し米国に提供した<放射線科学者>の群れを想起させる。糞科学者のDNAは破壊されず保持されているらしい。
封印された原爆報告書: 国民を売った国家、米軍占領下の原爆調査
http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2010-08-10  

昭和20年8月8日、被爆したらしい近親者(勤める会社が爆心地の直ぐそばであった)を捜しに廣島市内に入った私の母は1年後、生きておれば私の姉となる人を死産した。<間接被爆>という概念の無かった当時、一般人に爆心地に入るな、という政府命令を発出させるのは無理だったろう。しかし、数々の教訓と知見を得ているはずの現在、放射線科学者に、住民の健康保護のため己の業績のための調査ではなく、市民の健康のための勧告を行わねばならない、俺たちはそのために存在するのだ、という自覚は生まれないものか?この糞バエのような人間たち。




反原発学者の一人である小出裕章は講演に当たって、とうとう事故が起こってしまった、原子力研究者として誠に申し訳ない、と聴衆に謝罪している。当然のことである。反原発主義を貫いたから免罪される、とおもうのは大間違いである。小出の謝罪が単なるポーズでないことを祈る。

小出裕章『放射能汚染の現実を超えて』(1992)で、小出は次のように述べている。(チェルノブイリ事故によって放出された放射能による食品汚染の問題が発覚し、全国各地で輸入食品の検査態勢強化や基準の大幅引き下げを求める運動がおきたことに関連して)
「。。汚染された食べ物を私たち日本人は拒否すべきではない。日本と日本人が拒否した食べ物は、原子力の恩恵を一切受けず、飢えに苦しむ第三世界の人々が食べることになるからだ。それは原子力を廃絶する道とは相容れない」。

小出は凡庸な科学者とは一線を画する。ましてNHKというボンクラ放送局など小出の発言の意味を解することなどできないだろう。

福島原発の事故を最後に、日本政府は、原発事故に電力会社への免責(=国家補助)を解除するよう法律を改正すべきである。この免責故に電力会社は危険を無視して原発の建設・運用を行うのである。さらに、福島原発事故の国家賠償に当たっては、過去に遡っての国策推進者への厳罰(=個人賠償を伴う)をおこなうこと。


 このETV番組制作にかかわった担当者に対し、NHKは「厳重注意」処分を行った。。。。

 

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コメント 7

sheepsong55

杖をつきながら放射線を京都大学の今中さんで、小出さんと同様「熊取六人組」のひとりです。この番組はNHKとしては良くぞやったという評価が定着しているかと思います。事故がおきて安全安全と宣伝している御用学者と異なる人がいるということを静かに語っていました。わかる人にはわかる番組でした。
by sheepsong55 (2011-05-30 19:58) 

古井戸

無人となった土地を測量するのは単なる自己満足。都内、関東の人口密集地は全く測量されていない。千葉県など市原の一カ所のみ、ですよ。しかも地上10メートル以上のモニタリングポイント。

放射線技術者にはほかにやるべきこと、言うべきことがあるのではないか。福島原発で猛烈な被曝を被っている作業者。福島だけではない、この40年、原発の実質作業に当たった下請け労働者の被曝管理はどうなっているのか(全被曝量の97%は下請け業者)。まったくの無管理。放射線技術者はなにを提言したか。NHKはなにを放送したか。

世論の風を読んだ上、での自己満足のメディア&<科学者>の番組です。分からぬ人の多いことを祈ります。

問われるのは過去です。

by 古井戸 (2011-06-02 05:56) 

mi-ko

NHK 福島 ネットワーク でググると、『ネットワークでつくる放射能汚染地図』がずらっと並びます。内容は最初の2行分くらいしか読みませんが、
みな、賞賛するものばかりです。

その意味で、このブログの内容は極めて異質です。でも、鋭い。
真実を突いていると思います。
逆に、こういう疑問を持たない人たちが、ほかにいないのが不思議なくらいです。
(願わくば、もう少し、綺麗な表現で。汚い言葉は、内容の価値あるいは信頼性を落とすだけだと思います。)

リンクしている『封印された原爆報告書』も読みました。
「もともと、日本は木造家屋。あちこちに焼夷弾を落とせば、いずれ降伏せざるを得なくなる。原爆は必要なかったのに、その後のデータを集めるための実験として落とされた。それに、有色人種だから、心理的抵抗が少なかった。」と聞いたことがあります。
アトミックソルジャーの話は、初めて知りました。
人間は(この場合はアメリカ人は、ですが)どこまで傲慢なのでしょう。
by mi-ko (2012-04-28 11:55) 

古井戸

1 次の動画を見てください。今年の4月公開。15分30秒から~。

徹底検証!テレビは原発事故をどう伝えたか?(後半、全体は1時間)
http://www.youtube.com/watch?v=3wmaschfBDs&feature=relmfu

NHKスペシャルの問題に触れている。福島県北部の高線量の問題はまず、NHKがニュースとして取り上げるべきであり、5月になって番組として報道するのは邪道ではないか、ということです。NHKプロデューサは4月にこの番組を放送する予定だったが、NHK内部で止められ、5月になった、と解説している。

広河隆一は『DAYS Japan 検証・原発事故報道』の末尾の文章で、このNHK特集を優れた番組、と評価している(なにを勘違いしたのか)。

注:この番組の前半(長い。3時間)。
http://www.youtube.com/watch?v=XckUiJtIFmk&feature=context&context=G23ea86cRVAAAAAAAAAw

SPEEDIがあったことは我々も知っていた、といいながら、自身のチームでは何もアクションをとらなかった放射能医学専門家・児玉龍彦なども同罪です。なぜ、測定班を福島に派遣し、測定をし、避難を呼びかけなかったか。

2 リンクしている『封印された原爆報告書』も読みました。

広島の原爆では、市民がモルモットにされた。データはとられたがすべて米国に送られ日本における治療には役立てなかった。低線量被曝は重要です!といいながら、データだけをせっせと住民からとり、なんの治療もしていない、山下俊一はこの流れをくんでいるのです。ABCCの後裔です。

「データを集めるための実験として落とされた。。。」
莫大な予算を使って開発した原爆(製造した3発のうち、一発は実験、残った二つを広島と長崎で使った)を使わずにすます、という選択はなかったのです。議会にも秘密で2億ドル(当時)という巨額の予算を使ったのだから。

それに、もし原発がなかったら日本軍は降伏しなかった。九州や本州から米軍が上陸し、日本軍と住民の死者は百万を超えたでしょう。本州の沖縄化、です。最終的に日本は敗れ、まちがいなく、天皇は死刑になっただろう。すなわち、原爆が天皇を救った。天皇は原発開発を事前に知っており、投下を待っていた。

すこし上品な言葉を使ってみました。








by 古井戸 (2012-04-28 12:46) 

古井戸

山下俊一 + ABCC
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/42.html
by 古井戸 (2012-04-28 13:08) 

mi-ko

お勧めの動画、見ました。15分の短い方。

市民レベルでも、NHK総合と教育では、視点が違うし、報道内容も違うということは知られています。まあ、こんなに露骨にそれを言ってもいいのかという気はしましたが。
昨日(4月28日)にも、ETVでは、海外から見た原発事故という視点で、
フクイチの問題を斬っていましたね。私は9時ころから少しのつもりで転寝を
始め、起こされても起きず、1時まで熟睡という失態を演じ、立派に見損ないましたが・・・
by mi-ko (2012-04-30 08:56) 

古井戸

ETV わたしは見たが、見る必要はないですよ、こんな番組。

世界に検証される前に、てめえのことは、テメエで検証できないのかい?

1 フクイチ事故はなぜ起こったのか?
2 トーデンとマスゴミ、政府は国民をいかに欺き、情報を隠し、操作したか。フクイチ事故以前、と以後。

3 日本と世界の反原発裁判の歴史

4 福島で今何が起こっているか。高汚染のなかで子供と女性が避難を自治体と医学者という名の犯罪者に阻止されているか。

付録
5 フクイチ事故の検証もせずに、大飯原発の再稼働に躍起になる電力会社と政府、財界ども。 再稼働すべきかどうか、の討論番組、特集番組など作ろうともしないマスゴミ。
by 古井戸 (2012-04-30 09:39) 

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